アル中の親父

 実家暮らしで親父と同居しているが、もう働いてない。すっかりご隠居生活である。
 酒も飲まずに毎日テレビを見ているだけの日常を見て、なんとなく誕生日だったからうっかりウイスキーを渡したら、一気に全部飲んで倒れてしまった。酒のペース配分がまったくできない親父なのだ。迂闊だった。
 記憶を辿れば私が中学の頃にも白昼堂々道で酒に酔い潰れたり、路線バスの中で酔い潰れて運転手や乗客に散々迷惑を掛けたり、近所に迷惑を掛けてどうしようもないのである。
 中三のときにはクラスメートが陰で俺の親父が酔い潰れたことを喋ってたことを思い出す。交遊もせずにコンビニでワンカップを飲みまくり酔い潰れる塩梅である。なんというか酒飲みでダメな人だな。
 もう歳も歳だしもうご隠居するだけだろう。今後、記念日だろうがなんだろうが酒を飲ますことは厳しそうだ。