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スクール水着を買うことにした③

「青春の匂いが嗅ぎたい」

一言で言い表すとすればそういう欲求なのだと思う。

現在、巷ではポケモンGOが流行しているが嵌ってしまう感覚はよく分かる。なぜならばあらゆる場所にいるポケモンを入手したいという欲求は、あらゆる場所にいる女性のパンティーを入手したいという欲求に似ているからだ。

手渡しや郵送でこれまでに入手した使用済み下着や衣類は合計百枚はあるだろう(さすがに定期的に処分しているので実物はほとんど保存していないが)。

もちろん歩きスマホ厳禁のポケモンGOと同様、ルールは守らなければならない。欲求とはルールありきで発散することが肝である。18歳未満と取引すれば条例違反になり逮捕されるなど、法律やあらゆる地域の条例を頭に叩き込んだ上で私は自称『パンティージャーナリスト』としてパンティなどを掻き集めていたのだ。

たとえば神戸に遠征に行った際はただ本当にパンティーとブラジャーを入手するためだけのために青春18きっぷで5時間かけて鈍行列車で向かったものだ。地元の駅から電車に乗った時点で既に前戯は始まっているのである。

実際にメールのやりとりをして待ち合わせ、ギャル風の女からコンビニのどうでもいい袋に入ったパンティーとブラジャーを購入し、ホテルにチェックインして自慰を施す。観光名所もグルメも何も満喫せずにただ下着を買ってホテルで自慰。

傍から見れば変質者のようであるが、私にとっては単に一日掛けてじっくりと性欲を発散しているだけなのである。

やがて私はパンティーとブラジャーには飽き足らず、靴下やパンティーストッキング、〇〇〇〇シートなど、あらゆるものを金を出して購入した。しかしどんなものにも飽きがきてしまうのは宿命だ。私はここしばらくの間、ジャーナリスト活動を休止していた。

そうして最近、巡り合ったものが『スクール水着』である。

言うまでもなく『スクール水着』とは戦後日本における学校制度で「水遊び」が必修科目となったために市販の水着では学校の授業に適切ではないため当時の公式競技に用いられていた水着を参考に学生に相応しい形状が定められたものである。戦前の映像を見ると男子が女子同様、胸を隠す水着を着用しているものも見かけるが、おそらく戦後の学校制度で男女の区別化を図るために男子はパンイチ状態に改められたのだろうと考察する。

私が注目した点は上下がワンピース型であり、胸と股を直に包み込むという形状だ。パンティなら下だけ、ブラなら上だけしか包み込まぬのに対し、胸も股も両方を(もちろん尻も背中も)包み込む形状に底知れぬ安堵感を覚えるのである。それだったらワンピースタイプのカラフルな水着もあるのではないか、と反駁される恐れがあるので言っておきたい。学校制度に束縛されたスクール水着を着用している女子を想像してほしい。束縛された不自由の中のエロスというものは開放的なエロスとは違う魅力を奏でているのである。毎回、授業で着用しなければならないという圧力の中、着続けることでそのスクール水着に青春の跡がないわけがないのである。

よって私はスクール水着を購入することにした(まだ続く。。)