最近の読書やネット事情や日曜討論

現在、あまり夢中に読んでいる本はない。今一番売れている石原慎太郎著の「天才」は気にはなったが、出版社が幻〇舎だから例によって読まない。石原と見城の関係性もまた青臭いものだ。

宝島社の「田中角栄100の言葉」は購入した。こういうおこぼれを編集した、言葉が羅列された本は簡単に頭に入ってくるから重宝する。

 

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得

 

 プライベートで人と接する機会が乏しいとなると本を読むことは必然であると思う。

本というものは出版社というものを介した洗練されたものだから無駄がない。例えばどこかの罵詈雑言が白昼堂々と書かれる匿名大型掲示板を15年使用して私が得たものは何だと聞かれるとろくに答えられない。馬鹿なレスを見続ける時間が無駄である。

学生時代に掲示板で模試の回答を知ってカンニングをしたとか、掲示板の出会い系のスレッドをきっかけに山形の女と一回だけあったとかリアルにつながる何かはいろいろあったが、結局今に繋がっているものはない。

何かを書いてレスをもらって承認欲求を満たす。リアルでは誰とも喋らず、掲示板でコミュニケーションをしたふりをして満足して、結句頭が馬鹿になっただけである。

最悪な例が通り魔殺人の加藤智大で、ネット掲示板に依存してそこでのコミュニケーションのこじれで頭にきてリアルの人間を殺しまくったという。

リアルなコミュニケーションから遠ざかるとネットのコミュニケーションが重要という思いに駆られるというのは分かる。私にも掲示板でレスを介して煽られたり、レスを書くタイミングに失敗したりして頭を抱えて消え入りたくなる失敗はあるが、しかしそんな失敗は世間から見ればとても些細なことであり、人を殺す理由としてはあまりにも馬鹿げている。

今日買った本は堀江貴文の「本音で生きる」。

 

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

 

 書店でざっといろんな本を見て「光っている」本というものがある。今の自分に必要な本というわけだが、今日はそれがなぜか堀江氏の本だった。あまり好きではないが、嫌いでもない。選挙出馬、前科一犯。なんか面白い。本音で生きていない今の自分に足りないものを持っている人間である。

 

話は変わるが今日のNHK日曜討論は面白かった。選挙のために増税先送りしているのだと突っ込まれる自民党の高村副総裁が怒りをあらわにするとにやつく民進党の岡田代表。そして高村氏が「自民党の国体委員が民主党の一部の議員が安保法案を審議しなくてもいいと言っていた」という旨を述べると「失礼だ!」とブチ切れる岡田代表。

そこに大阪維新片山虎之助も便乗して「与党も野党も審議しなくていいという議員がいる」。しかしこの確証のないコメントに岡田氏、志位氏が「公共放送で言うことじゃない」とブチ切れ(そもそもNHKって公共放送なのか?)。

それにしても片山氏は森喜朗元首相に重宝されていただけあって適当な発言をするこの雰囲気も似ている(しかし80歳で代表務める片山氏は恐るべし)。

「毎日がエイプリルフール」と自民党を端的に表現した山本太郎はここぞとばかりに『ウソつかない。TPP断固反対。ブレない』という2012年の自民党のポスターをぺらりとNHKの生放送で晒しだす。この人相当意見を凝縮して効果的な表現方法をしているのはさすが。面白いね。知名度だけで参議院通る有名人議員とは何もかも違うよ。